帰ってきたひきこもり

不登校・留年・中退・長期ひきこもりを経て、35歳で準公務員に受かり、二児の父になったはなし。

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親子カウンセリングについて

2021.03.04 23:17

親のカウンセリングへの同行は、自身は経験していませんが、効果が大きいのではないかと考えています。親子の密室に第三者が介入することで、互いにその病理に気付き、改善を試みることが期待できます。その場合、親側は耳の痛い経験をすることになると思います。当事者側としては、親側がセッションを...

何もないはすべてある

2021.02.24 21:23

インドのある有名なスピリチュアルリーダー(と書いた時点ですでに多くの方に察しがつくかと思います)が、テレビのインタビューに答えていた言葉で、案外示唆に富んでいたものがあり、いまも心の片隅に置くようにしています。 一応断っておくと、当該スピリチュアルリーダーの手品まがいな...

美術館の回復効果

2021.02.16 21:51

現代美術を鑑賞することは、社会の多様性の外縁部に触れる機会になります。芸術家という人々は、社会のメインストリームというよりは、マージナルな空間を主な視座として、そこからメタ化したり俯瞰したりして、他の人とは異なる切り口で社会を捉えることに長けています。そのような視座からオルタナテ...

必要に応じて勉強する

2021.01.23 22:15

採用試験に際し、面接だけではなく、教養試験等のペーパーテストを課せられることがあります。  筆者が現職に入る際に受けた登用試験では、新卒者等が受ける統一試験に準じた教養試験がありました。  公務員・準公務員として働きたい方は、どこの官公庁でも何らかの試験が課せ...

福祉業界で常勤となり結婚

2021.01.05 23:22

交際していた女性と結婚するにあたり、福祉系の仕事で常勤を目指すことにしました。なお結婚相手は旧知かついろいろとご縁のある方だったので、今回は出会いや交際の方法等には言及しないことにします。ひきこもり最晩期に福祉系の資格を取得したので、その流れで職能団体に登録し、そこの求人に応募す...

居場所を拠点に社会参加

2020.12.28 22:08

本稿の経験は筆者にとって物凄く重要でした。 この経験がなければ、筆者はいまも永い永いひきこもり生活のさ中だったことでしょう。 「居場所に通いながら社会参加を進める」という方法は、ひきこもり問題の解決に係る新しい定石のひとつになりうるのではないかと、いつも思って...

ひきこもりになったきっかけ

2020.12.23 08:36

 筆者が不登校気味になり、ひきこもり生活に入ったのには一応きっかけがありました。ただ、これはあくまできっかけであり、下記の経緯のずっと前からの生育歴の中で、いずれ精神病になり、不登校・ひきこもりになることは概ね運命付けられていたのだと思います。  なお、この記...

日本社会と学校教育

2020.12.15 23:17

日本の学校教育の中で息苦しさを感じることが多いのは、その根底に明治期の教育理論が生き続けているからだと考えています。その教育理論のゴールに設定されているのは、富国強兵です。資源が乏しく体格的にも劣る日本人が優れた成果を生み出すためには、個々の力を伸ばすより、命令通り忠実に動く、標...

禁煙したときのこと

2020.11.20 21:06

筆者は30歳のとき、煙草をやめました。結婚を決めた相手が非喫煙者で、筆者の喫煙をあまり快く思っていなかったので、「いつかやめなければ....」とは思っていたのですが、喫煙が心の支えになってしまっていたこともあり、なかなかやめることができませんでした。  その相手と同居を...

企業研究をする

2020.11.13 20:30

応募書類提出に先立ち、応募する企業を下調べしましょう。最低限やっておくべきことは、応募先企業のウェブサイト閲覧です。 ウェブサイトが充実している企業であれば、応募書類作成用のネタから面接のときのネタまで、概ねすべて揃います。ウェブサイトが無かったり、簡素な作りの企業は、...

職務経歴書の作成

2020.11.05 20:52

一般的に職務経歴書は、正社員として前の会社で積んできたキャリアを列挙して、どんな能力・経験・伸びしろ・向き不向きがあるか、応募先に知ってもらうための書類です。履歴書と比べると書ける内容は少し自由度が高いです。また、アルバイト等について言及してはいけないというルールもありません。社...

前職で受けたいじめについて

2020.11.02 12:41

 筆者は現在の官公庁でパートを始める前は、福祉の資格を活かして福祉施設に勤務していました。結果的にはこの施設に勤務したことで常勤職員という肩書ができ、結婚することができたので、筆者の人生にとって非常に恩恵の大きい職場でした。一方で、入職間もなくから非常に苛烈ないじめを受...

帰ってきたひきこもり

不登校・留年・中退・長期ひきこもりを経て、35歳で準公務員に受かり、二児の父になったはなし。

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