従前の居場所との関係を維持する

筆者の経験上、アルバイトをできるようになっても、引き続き居場所活動に参加することは非常に重要でした。


急にアルバイトを始めると、慣れない仕事でストレスが溜まります。

新しい人間関係の中で与えられた仕事をこなさなければならないというのは、物凄くキツいです。


そんなとき、月に何度かでも、ホッとできる場所があると、心の回復がずいぶん変わってきます。

筆者は別記のKHJ主催の居場所活動を利用していましたが、居場所活動のある日はアルバイトを入れないようにしていました。

そして、2週間に1回ほど、居場所活動に顔を出して息抜きしていました。

引き続き居場所活動と繋がり続けたことで、アルバイトも長続きできたように思います。

(関連記事→居場所に行く


「安全地帯」を保持しておくことは、何か新しいことに挑むときにはとても重要です。

帰ってきたひきこもり

不登校・留年・中退・長期ひきこもりを経て、35歳で準公務員に受かり、二児の父になったはなし。