模擬面接を受ける

提出した応募書類が書類選考を通過したら、面接を受けることになります。

書類選考は毎回通過できるとは限りません。

筆者は、障害者雇用での就職活動のやり方が誤っていた頃は、数十社応募しましたが、本当に一件も通過しませんでした。

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筆者の場合は極端でしたが、毎回通過できるとは限らない書類選考を通過した求人は基本的には貴重ですので、無駄にしないよう、面接対策をしっかり行うことが重要です。

中でも効果的な対策は、模擬面接です。


書類選考にどれくらいの日数を要するかは企業によりますが、まだ模擬面接を受けたことがない場合はできるだけ早く受けましょう。

受けたことがある場合も、実際の面接での緊張の緩和や新しい話題への対応など、複数の利点があるので、あらためて受けてみることをお勧めします。


筆者は公務員講座で模擬面接を受けました。

公務員講座を受講している方は、スクールに筆記試験を通過したことを伝えると、具体的な日程等を案内してもらえます。

ハローワークでも模擬面接を実施している場合がありますので、問い合わせてみてください。

その他、就労支援機関の支援を受けている場合は、そちらで受けられることもあります。

実際の採用面接でも書類選考時の応募書類に基づいて質問されることが多いので、模擬面接を受ける際は応募書類のコピー持参するようにしてください。


多くの場合、模擬面接を担当する職員は、毎日のように多くの求職者に大して模擬面接を行っているので、実際の採用面接で定番の質問や受け答えのノウハウをたくさん持っています。

一度受けてみるだけでも、「定番の質問」や「採用面接を受ける際の基礎知識」を知ることができます。


また、模擬面接を行う職員が着目する点は、当然実際の面接でも求職先の採用担当者が興味を持ちます。

何度か模擬面接を受けてみると、自分が実際の採用面接で聞かれそうなことにも気づけてきます。


事前に「定番の質問」と「自分が聞かれそうな質問」への回答案を磨いておくことで、採用面接を有利に展開させることができます。




帰ってきたひきこもり

不登校・留年・中退・長期ひきこもりを経て、35歳で準公務員に受かり、二児の父になったはなし。