アルバイト選び

ともあれ、外濠は埋まったので、実際にアルバイトに応募しましょう。

ここ数年はアルバイトはどこも人手不足で何件も連続で不採用になることはそんなにないと思います。


ただし、昨今の新型コロナの影響で一部業種では求人が極端に減っており、応募の選択肢が狭まってしまっています。

別記のように、モバイルアプリやバイトサイトも使って、じっくり探してみてください。

できそう・やってみたいと思えるものがなければ、今は待ちも一手です。

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アルバイトを選ぶポイントは、しばらく続けられるくらいの重すぎない負荷の仕事であることと、面白いor面白そうであることだと思います。


この先ずっとやっていく仕事ならば、やり甲斐や待遇について熟慮しなくてはいけませんし、私生活が全く無くなるくらい拘束時間が長かったり、生きていく上で最低限必要な収入が得られなかったりする仕事はやめなければなりません。


しかし、いまは就労自体が目的なので、やってみたいことで良いです。

ゲームが好きならゲーム関連、お菓子が好きならケーキ屋さん、といった感じで選んでみるのが一番良いと思います。


ちなみに筆者が一番馴染めて長続きしたアルバイトはインターネット広告の会社でした。若い男性が数人で、アパートの一室でやっている会社だったので、部活の部室みたいな感じでユルくワイワイガヤガヤと仕事ができて面白かったです。

人数が少ないので、慣れてくるとどんどんいろいろなことを任されて、やり甲斐もありました。


なお、時給について言えば「一時的に叶えたいことがあるため資金が必要」といった事情等がなければ、高単価にこだわるより安くても身体的・心理的負荷が少ないアルバイトを選ぶことが大切です。

あからさまに負荷が大きく、単価の高いアルバイトは、体力があってかつがっつり稼ぎたい学生やフリーター用の案件であって、これから社会参加を少しずつ始めようとする人には向きません。


ちなみに、単価が安いアルバイトがラクとは限りません。

塾の講師のバイトを半年ほどやりましたが、その塾は激務の割にものすごく薄給で、端金と引き換えに体調を著しく崩しました。

零細の事業者でのアルバイトは和気あいあいとしている場合もありますが、どちらかというと極端に安い人材に頼らないと存続できないギリギリのラインで操業しているパターンが多いので、過重労働になったり、頻繁に無賃労働を強いられたりしがちです。


後述しますが、不当な労働を強いたり過大な責任を負わせたりするアルバイトに当たってしまったら、すぐにやめましょう。

帰ってきたひきこもり

不登校・留年・中退・長期ひきこもりを経て、35歳で準公務員に受かり、二児の父になったはなし。