筋トレをする

自宅にこもっていて運動をしなくなると、当然体力も落ちてきます。


ちょっとした活動をするのにも、日常生活動作をする最低限の体力は必要ですが、ひきこもり生活の中ではそれすらも低下していきます。


加えて、日常生活動作にかかる最低限の筋力がなくなってくると、基礎代謝が低下し、ものすごく太りやすくなります。


別記しますが、筆者は長引くひきこもり生活の中で筋力が衰え、かつ暴飲暴食はし、さらに太りやすくなる副作用のある薬を長く服用していたため、体重が100kgを軽くオーバーしていました。


このような状態から、最低限の体力を取り戻すためのもっとも手っ取り早い手段は、筋トレです。


といっても、ジム通いする必要はまったくなく、自室での自重トレーニングで十分です。


しかも、毎日ちょっとやるだけで結構効果があります。

筆者の場合、なんと1分!


長々とやる気力も根性もないので、ごくごく短時間に高負荷の筋トレをしましたが、それでも手っ取り早く確実に効果が出るので楽しかったです。


おすすめはやはり腕立て伏せ。


ちょっとだけゆっくりめに、最初は1日5回~8回1セットくらいやれば十分です。


翌日と翌々日は筋肉痛で痛いので休みます(笑)。


筋肉痛が収まる3日目くらいから再開し、同じくらいの負荷でしばらく続けます。


余裕が出てきたら、回数を増やしたり、よりゆっくりとプルプルしながらやったり、足を高いところに置いてやったりすると、効果が加速します。


何せ100kg以上の物体を腕2本で持ち上げているようなものなので、単なる腕立て伏せでもかなりの高負荷トレーニングです。


これはデブの特権です。


いつの間にか基礎代謝があがってきて、太りにくく痩せやすい体になっていくのと、ちょっとしたことだけでは肉体的には疲れにくくなります。


そして、なぜかちょっとした自信の萌芽みたいなものが心に芽生えます。


「オレは、こう見えても腕だけは鍛えてるんだぜ」みたいな、根拠のない自信がちょっとだけ湧きます(笑)。

帰ってきたひきこもり

不登校・留年・中退・長期ひきこもりを経て、35歳で準公務員に受かり、二児の父になったはなし。