アルバイトに何度か通ってみて、やっていけそうだと感じたら、次は定着して少し長く続けることを考えましょう。
合わないアルバイトや不当な労働を強いるアルバイトは辞めるべきですが、そうでもなければ体調が許す限り、長く続けてみると良いと思います。
※限界まで働くという意味ではなく、体調が不安定にならない範囲で、という意味です。
「自分は長期間仕事を続けられる」という自信を持つことができます。
特に、「物事が長続きしにくかった」という経験をお持ちの方は、より自信がつくと思います。
筆者は元々は習いごと等は長続きするタイプだったのですが、20代で病気が重くなってからというもの、始めたことが何ひとつ長続きしなくなっていたので、アルバイトが長続きしたときは自分のことながら感心しました。
長続きのコツは適度な忍耐ですが、これは初めてアルバイトに挑む方には「どのくらいが適度なのか」わかりにくいので、目安をお伝えしておきます。
まず、最初の3勤務日頑張ってみて、とても務まりそうになければ、やめた方が良いかもしれません。
3日間で少しだけ「慣れ」が生じてきたら、長続きに挑む価値があるのではないかと思います。
ちなみに、筆者の単なる経験則で恐縮ですが、職場への順応と長続きする期間は、およそ2のn乗の関係にあるように感じています。
最初の3日間を乗り切れれば、次の1週間を乗り切るのとおおむね同等、ちょっと+アルファくら いのエネルギー消費です。
10日間乗り切るとしたら、最初の3日で「10」のエネルギーを消費しますが、残りの7日間は「11」か「12」くらいの消費で済みます。
ここでのエネルギーは、単に体力だけではなく、集中力や精神的な持久力を含みます。
1週間乗り切ったらその次の2週間、その次は1ヶ月、その次は2ヶ月、4ヶ月....と、倍々で乗り切るのが楽になる期間が伸びていく感じがしました。
参考にしてみてください。
途中、3ヶ月を経過したくらいで、おおむね「定着」と考えて良いのではないでしょうか?
なお。初めてのアルバイトが必ずしも長続きするとは限りません。
もし肌に合わないバイトで、長続きしなかったとしても、落胆する必要はありません。
アルバイトなんて、言わば仕事の「おためし」です。
アルバイトしただけではその仕事への向き不向きを判断しきれませんし、逆にその仕事、業界の良し悪しも判断しきれません。
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