履歴書作成について

まず履歴書のフォーマットについてですが、市販のものにはアルバイト用と就活用があるようです。

また、書店・文具店から100円均一でも取り扱っているので、使う様式に迷うところです。  


ただ、結論から先に書くと、実は履歴書にはJIS規格のものが存在し、一番無難なので、これを使用するのが良いように思います。


実はかつて筆者はバイト応募等に際しては表計算ソフトで自作していました。

自作する利点は、自分がアピールしたいことを書く欄を設けたり、その欄を大きめにしたりすることができる点です。 


また、オフィスソフトを最低限扱えるアピールにもなります。

応募先でオフィスソフトは使えるか?と聞かれたとき、「その履歴書のフォーマットは自作しました」と答えると、関心してくれる応募先もありました。  


ただ、とある相談機関で履歴書を見せたときに「見慣れないフォーマットだな....もしかして、自作しました?(笑)」と一笑に付されてしまったことがあったので、応募書類を多く見慣れている人には違和感を与えてしまうのかもしれません。

その時以来就活には、どこに出しても訝しがられないJIS規格のものを使うようになりました。 


また例えば、新卒向けの履歴書には「得意科目」や「学生時代に力を入れたこと」(ガクチカと呼ばれるらしい)等を書く欄がありますが、卒業・退学から10年以上経過していると、これらを履歴書に書くこと自体、違和感が大きいです。

自分がアピールできることが多く書ける余地のあるフォーマットであれば、もちろんそういったものを選んで使用するもの良いですが、明らかに学生を対象としたものや、自分の伝えたいことと合致していないフォーマットは避けます。


次に購入方法です。

履歴書は書店等で買うと1セットに数枚しか入っていませんが、書き損じ等ですぐに損耗してしまいます。


じつはJIS規格の履歴書のフォーマットはウェブ上でPDFで手に入るので、それをA3の紙に印刷するのが一番いいと思います。 


ただし、自宅のプリンタがA3に対応している方は少ないと思います。

また、インクのかすれやにじみがあると、記入内容自体がちゃんとしていても、印象が悪くなってしまいます。


 筆者もA3印刷のできるプリンタは持っていないかったため、コンビニで印刷していました。 


白黒印刷なので、1枚10~20円程度で量産できます。
書き損じも含め、とにかく大量に必要なので、安価で多く、かつかすれ・にじみ等を避けることが重要です。


記入について、ボールペンで手書きするのは常々馬鹿馬鹿しいとよく非難されがちではありますが、今現在流布している「常識」の範囲内では、やはりまだ手書きが良いと思います。

とにかく安定して大量に手書きで書かなければならないので、手に負担の少ないボールペンがおすすめです。
筆者は中高生御用達のPILOTのDr.GRIPを使っていました。  

他には、Uniから出ているアルファゲル等もあります。


多くの求人に応募する場合には、学歴・職歴までを書いて、「志望の動機、自己PR、趣味、特技など」を空欄にしたままの「首無し履歴書」を大量に作成しておき、応募先に合わせて志望動機等だけ加筆できるようにしておくと、効率的でした。



帰ってきたひきこもり

不登校・留年・中退・長期ひきこもりを経て、35歳で準公務員に受かり、二児の父になったはなし。