さぁ、いよいよ前節で設定した、アルバイト代で欲しいものを買うタイミングになりました。
自分が時間と労力を提供して得たお金です。好きなものを買いましょう。
給料で得たものが、また活力になることもあります。
前述したように、割とオススメなのが電子デバイスです。
いろんな用途に使えて、しばらく遊び甲斐があります。
前章で書いた、筆者の初バイト代で購入したiPod touchは、筆者にとって初めてのタッチパネルデバイスでした。
単に音楽を聴く以外にも、書き物をしたりPDF資料を読んだりと色んなことに使えたので、筆者の生活の幅をかなり広げてくれました。
CDやBlu-ray、ゲーム課金などのコンテンツ消費ももちろん良いですが、上記のように日常生活上の用途が広いツールの購入は、できることや活動の幅を広げてくれるので非常に良いです。
何もない状態から日常を便利にしたり効率化したりするのは、原始的な生活から家や農園を築いていくロビンソン・クルーソーの物語にも似た、生活の拡充の楽しみがあります。
「今月これを買ったらこんなことができるようになったから、来月のバイト代ではあれを買って、さらに便利にしよう!」という流れは、単にバイト代で買ったものを楽しむだけでなく、仕事のモチベーションを上げてくれることもあります。
ちなみに、筆者は少し前に中古のPCを19,800円で購入しました。 ひきこもり後、フリーターを脱して家庭のあるサラリーマンとなった今となっては、毎月少しずつ貯めたお小遣いの範囲の限界ですが、購入後にちょっとずつ投資してSSDに換装したり、Windows10にアップグレードしたりして、使いやすさの向上を兼ねつつ弄って遊ぶ楽しさを享受しています。
さらに、持ち運びにちょうどいい大きさなので、自宅外でこのサイトを編集したり、日々の気づきなどを入力するのに愛用しています。
ほかには、服とか鞄、靴など、仕事・外出にも使えるものを買い足すのもオススメです。
筆者もひきこもりのころは高校~大学時代に買った1000円弱の洋服を10年以上着続けたり、ディスカウントストアで買ったペラペラの鞄を使ったりしていたのですが、アルバイトをし始めてから初めて高めの服や2万円程度の革の鞄を買い、丈夫さや作りの細やかさ、身に着けたときのしっくり感に驚愕した覚えがあります。
自由に使えるお金を得ることは、単に消費の幅を増やすだけではなく、これまで買わなかった・買えなかったものを手に入れる機会を通じて、色々な新しい経験をもたらしてくれます。
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