アルバイトを増やして社会保険に加入するまでに至れば、一応「社会人」になったと見なせるのではないかと個人的には思っています。
というのも、「社会人」という言葉の是非はいったん置いておくとして、正社員・非正規労働者の別を問わず社保に加入するということは、社会のセーフティネットの原資を自力で支弁していることであり、金銭面で社会を支えているということなので、「社会人」という呼称に相応しいと思います。
なお、生活保護受給者や公的支援のある貧困世帯を税金泥棒みたいに非難する風潮がありますが、概算で年収0円~900万円前後までは受益超過と言われているので、一般的なサラリーマンはほとんど同じ税金泥棒です。
筆者はひきこもり当時、30歳過ぎても国民年金保険料を親に払ってもらっていました。 本当にありがたいことではありますが、情けなさと気まずさで当時は狂おしい思いでした。
働いていないので所得税・住民税はかからないとしても、国民年金や場合によっては国保税は、生きているだけで国が徴収してきます。
食費や居住費等はかかっているはずなのですが、それにしても国民年金には、なぜか生きているだけでマイナスを背負っているような気にさせられるのでした。
社保に入ればそんな後ろめたさを感じるまでもなく、勝手に天引きされます(笑)。
性分の問題ではありますが、筆者はその方がずっと気が楽でした。
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