まず先に、ハローワークについては、その存在と機能、あり方についても様々な意見や議論があり、毀誉褒貶が激しい機関なのはご承知のとおりです。
ただ、有象無象あるとは言え、集まっている求人数が多いのは確かなので、調査や慣らしには使えます。
また、案外使いやすいです。
利用登録だけ済ませたら、求人を検索してみましょう。
業種や就業場所を絞って検索することで、どんな求人の絶対数が多いのか、自分が勤務できる場所にはどんな仕事があるのか、知ることができます。
一度に出力できる枚数に限りがありますが、気になる案件があれば求人票を印刷して詳細までチェックすることもできます。
居場所活動の行き帰りや買い物・外出の際に、ときどきハローワークをふらりと訪ねて、求人検索をしてみましょう。
一度利用登録をしておけば、次回からは窓口で「求人検索させてください」と伝えるだけで、検索ブースを使わせてもらえます。
なお、この項目については、ここまででゴールです。
実際に応募する求人の検索については、以降の章で述べます。
なので、いま手近な求人にはどんなものがあるのか漠然と把握できて、求人票の見方や応募のやり方が何となく分かったら、実際に応募を始めるまでは、別に足繁く通う必要もありません。
「どうやって仕事を探し始めたらいいのか、皆目見当もつかない」といった状態から、「少なくとも仕事を探す場所と方法は知っている」という状態になるだけで、ずいぶん前進したような気持ちになりますし、実際前進しています。
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